魂のワークブック

何だろう?私と世界にプレゼントしたいもの♪

 
 7つのチャクラ
 
     キャロライン・メイス著 サンマーク出版


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ペットボトルの中の風景






 第4章・第4チャクラ ---- 感情の力


 一生かけて愛の力を学ぶ

 愛はあまりに強い力をもつため、私たちはいくつかの段階を経て、徐々にそれを知っていくようになっている。各段階は、さまざまな愛のかたちとその力について学ぶ機会を提供する。許し、慈しみ、寛容、親切、自分や人を大切にする気持ちなどだ。そして、私たちは各チャクラの構成に沿って、これらの段階を踏んでいく。


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ペットボトルの中の風景





 まず最初は第1チャクラ、つまり同族のなかで愛を学ぶ。家族のひとりひとりから、さまざまなかたちで表現された愛のエネルギーを吸収する。同族による愛は無条件なこともあるが、ふつうは集団への忠誠と支持への期待を伝えてくる。同族的な環境では、愛は自分と同類の人たちと分かち合うエネルギーなのだ。

 第2チャクラが目覚め、友情の絆を学ぶにつれて、愛は成長して、「部外者」もその対象に含まれるようになる。血のつながっていない人に分け与えたり、その人を大切にすることを通して愛を表現するのだ。

 つぎの第3チャクラが目覚めると、外的なものや、自分の個人的なもの、身体的なもの、物質的なものへの愛を発見する。たとえば、運動や学問、ファッション、異性との交際、職業や家族、そして身体への愛などがあげられる。

 これら3つのチャクラは、すべて外面の世界での愛にかかわっている。人間の文明のある時期には、これら3つの愛の実践が、人生で必要なことすべてだった。同族的な愛やパートナーシップ以上のものを必要とする人はほとんどいなかったのだ。

 しかし、心理療法や、霊的なことを学ぶ人が増えるにつれて、愛は身体の生物学的な活動に影響を与える力、あるいはひょっとすると、それを決定づける力であると認識されるようになった。愛は人を、そして自分を癒すのを助けてくれるのだ。愛がその核心にあるような人生の危機---例えば離婚、愛する人の死、感情面での虐待、人を見捨てること、それに不倫などは、病気の原因となることがある。必ずしもその病気の直前の出来事だけが原因とはかぎらない。身体を癒すためには、感情面の問題の癒しが必要であることも多いし、場合によってはそれが必須の条件となることもある。


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ペットボトルの中の風景



 
 47歳の大工、ジャックは、従兄弟のグレッグのはじめた事業にかなりの金額を投資していた。自ら「ビジネスではルーキー」というジャックにとって、グレッグは投資について何でも知っているように思えた。大きな投資も、ジャックが仕事をやめて生活できるだけの配当を生むとグレッグは約束していた。ジャックの妻リンは、儲かる保証の無いベンチャー事業に貯金を全部つぎ込んでしまうことに躊躇していたが、ジャックは従兄弟を信頼し、すべては予想どおりに運ぶと思っていた。

 四ヵ月後、この事業は失敗に終わり、グレッグは蒸発した。その二ヵ月後、今度はジャックが現場で事故にあい、腰を痛めた。そのうえ高血圧にもなり、ふさぎ込んでしまうようになった。彼が私のワークショップにやってきたのは、この何もできない状態から、何とか彼を奮い立たせようとする必死の思いで、リンがむりやり引っぱってきたからだった。

 因果関係があまりにも明白なため、外から見れば誰でも点を線で結んで病気の原因が何か想像がつくという場合がある。ジャックの金銭問題からくるストレスと、従兄弟が彼を悪用したという気持ちが彼の精神構造のなかで燃えさかる怒りとなり、それが腰と坐骨神経を痛めるという結果を生んだことは疑いの余地がない。そして、富を約束した従兄弟の言葉をうのみにするという自分の大失敗に思い悩んでいたため、その怒りが血圧を上げるのに一役買ったのだ。グレッグの裏切りと妻を失望させたという気持ちによって、彼は「心が病む」状態になっていた。


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ペットボトルの中の風景





 私の講演のテーマが「許しの心」におよんだとき、ジャックはかなりいらつきはじめ、部屋を出てもいいかとたずねた。出て行ってほしくはなかった。そのとき話そうと思っていたテーマは、彼がまさに聞かねばならないことだったからだ。すると、リンはジャックのほうを見て、そこにはふたりだけしかいないかのように、こう語りかけた。あなたは愚かだったと思い込んでいる行為のために自分を罰しているけれど、私から見るとそれは愛から出た行為だったわ・・・。そしてこう続けた。

 「私は愛の行為が苦痛で報われるとは絶対に信じない。とにかく何とか見方を変えてみましょう。あのとき正しいと感じたからこそ、愛する人に手を差しのべたんだという真実を心に抱いて生きていくなら、きっとすべてうまくいくはずよ。従兄弟への怒りのおかげで私たちふたりの一生が台無しになるなんてお断りだから、前を向いて生きていきましょう」

 ジャックは涙をおさえきれずに嗚咽し、妻への謝罪と感謝の言葉をつぶやいた。ほかの参加者も深く動かされ、ジャックとリンにふたりだけの時間をとってもらおいと、休憩に入ることにした。部屋を出ようとする私をリンがつかまえ、こう言った。

 「もう帰ろうと思います。ジャックも私も大丈夫ですから」

 数ヵ月後、ふたりに電話して様子を聞いてみた。リンによると、ジャックは仕事に戻り、腰はまだ痛んでいたが、前ほどではないということだった。血圧は正常に戻り、うつ状態からも脱していた。ふたりとも、経済的な不運からは驚くほど開放されたように感じている様子だった。自分に起こったことを真の意味で許し、前に進むことができたからだ。

 「グレッグからは何の連絡もありません」と彼女はつけ加えた。「でも、このごたごたについては、彼のほうがずっと悩んでいるのではないかと思っています」

 この夫婦の話は、心の気の霊的な力の好例だ。リンの心からジャックの身体に流れていった慈しみの気持ちは、彼が従兄弟を許し、前向きに生きていくために必要だったサポートを与えたのである。


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