お話しは遡ります。

僕の幼少期から、小学生の時代・・・
父は今では世間で大変評判の悪い東電に勤めていました。
社会に融け溶け込むのが下手で、正義感の強かった父は会社で嫌な思いを
していたんでしょうね。
会社に出かけるときには必ず言っていました。
「あ~、嫌だ。」
「あ~、会社に行くのが嫌だ。」
「あ~、嫌だな~、会社に行きたくないな~」
この手の嘆きの言葉を吐きながら、カバンを持って扉を開いて出ていくのが、その度に、この言葉を背負って会社へ向かう父の背中がガラス戸を通して見えていました。
幼年(少年)Gは、どうなったと思います?
僕は大人にはなりたくないと思ったのです。
あんなにも嫌な思いをして、大人になると家族のために働かないといけない
んだ・・・ と子供心に思ったのです。
それは毎回毎回(父は夜勤を含む3交代勤務だったので毎日ではないのですが。)繰り返され、呪文の言葉として僕を縛っていきました。
「僕はそうはならない。」 と、決めたのですが、、
宇宙の秘は回を重ねることにあります。
長い時間の中でその呪(しゅ)は魔法の力を持ちました。
僕の仕事に対する、また生きる土台に影響を与えました。
僕は仕事を、お金のため、家族を支えるためだけに選びました。
でも結婚し子供も生まれたころは、僕はそのどちらも出来なかったので、とても自身を許せない気持ちに苛まれていました。
10年続けた密教の団体を離れて、家庭のために働きましたが、それはそれで常に虚しさを感じる20年でした。
きっと父も東電で虚しく働いていたんでしょうね~
仕事は生きがい、自身の成長のために選ぶ。
そんな事ができるようになったのは子供たちも成長し(二人とも大学には行っておらず、それは僕の負い目になっているんですがね・・・)、整体の仕事を生業に決めてからです。
整体も仕事という意味では嫌い(仕事と意識したとたん全ての仕事が嫌)だったのですが、人の体に手を置いた瞬間からもうそれは仕事ではなかったのです。
何というか、その間は何もかもを忘れて、自分のことも忘れて没入していられる世界になったのです。
お金のために仕事があるんじゃなく、結果としてお金が入ってくる。
仕事とお金の流れが逆転しましたね。
幸せなことでした。
父の僕に与えた、もう一つの側面です。
それは、「僕は大人にはならない。」 と、決めたこと。
この問題に直面しなければならなくなりました。
それは昨日のことです。
昨日、一昨日とシータヒーリングのDNA3を受講していたのですが、掘り下げというワークがあります。
その人の生きる土台となっているものを探し出して、もう不必要になったもの、常に人生において邪魔な働きを続けているものは、その人の許可を得て新しいものを探して置き換えていくパワフルなものです。
昨日の掘り下げで、とうとう 『大人にならない』 が出てきました。
『大人にならない』 のメリットは甘えて生きていられることです。
自分を甘やかせる。
誰かに頼れる。
誰かのせいに出来る。
責任から逃げることができる。
昨日はもう逃げることが出来ないところに来たのが分かってしまいました。
自分の足で立って歩く覚悟をするしかない!
う~~ん、僕は我慢して、凄~く頑張って生きてきましたよ。
ちゃんと生きねばと自分を戒めて、無意識に入っている体の力を抜けませんでしたよ。
最近やっと、そこに気づいて外したところです。
それなのに又、自立とかいう重っ苦しい鎧をまとうのかとちょっとおもいますが、上手く説明できないんですが違うんです・・・
例えば辛いとき、辛いと言ってもいいし、大変なとき人に頼っていいんです。
自分の中に自立を確認するのは、大人になることを自分に許可する儀式の
ようなもんなんです。
本当はこれで初めて自由を手に出来るように感じます。
DNA3、凄いんですよ!
僕の癌は医学的には助けられないと主治医に言われていまして、このまま
死ぬために生きていても面白くないので、生きるために医学以外の方法を試そうとしています。
DNA3は実際に分子構造に変化を与えていく領域に入っていきます。
今、真実に最も近くにいる人たちは量子力学にいる人たちだと言えるそうです。
自分たちは宇宙創造のエネルギーの一部で、自分たちが関わって、それを
観察することで宇宙は現象として確定する。
それまでは何も確定していない。
と言うか、意識下にある今までに蓄積した過去の無意識の領域が勝手に働いて、個人的にも集合意識としても創造を行っている。
これは深い意味で罪にあたるそうです。
もともと備え持っている宇宙の働きを使っていないという罪になります。
シータヒーリングはスピリチュアルな側面も強いのですが・・・
スピリチュアルは霊的なもの(と言えばおどろおどろしい世界だった少し前)に明るい光を差し込んだ功績もあるんですが、「あなたに天使さんを下しま~す♪」 「降りて来て愛と光を与えてくださいましたぁ!」という軽~いフワフワした感覚というか、それで高額な料金はしっかりと取る。
そういった能力をうたった人がネットなどでもすぐに見つけることができます。
本物の方は少ないですよ。
昨日は水の味を変える。
物(ティッシュペーパーと鉛筆でしたが)を動かす。
物を動かすは念力とは違うんです(念力は個の力を使いますが この場合の
動かすは創造のエネルギーです)。
水の味を変えるのは(甘くとか、しょっぱくとか、ワインの味にとか)少しですが感覚をつかむことができました。
動かすのは難しかったです。
物が動く(動かない)という自分にすり込まれた観念自体を変える必要があるそうです。
呼吸とともに 3っつの分子(松果体、ハート、背骨の基底部)を調整します。
自分が大きくなっていって意識を宇宙と一体化させる。
エネルギーとして宇宙と私は全く同じである。
自分と他者は同じ光のエネルギーである。
というのが基本。
宇宙の光、エネルギーの一部になり切るのがコツ。
物を動かす前に、フォースフィールド(力場)を外す。
純粋なエネルギーとして対象に入っていく。
膨らんだり、曲がって見えたり、震えているようだったり、最初は錯覚に見えるように始まるみたい。
対象に自由に動いてもいいことを許す。
簡単なものから始める。
あまり真剣にやらない。
長い時間やらないで、休憩する。
動かなくっても落ち込まない。
自分にはその力がないと言葉にしない、思ってもいけない。
ここまでくると否定形のエネルギーが現実の力を持ってしまうので決してしないこと!
みんな元から持っていたもので、思い出すだけだそうです。
「とうとう夢だと思っていた、ホグワーツに来てるんだ・・・私!」ってパートナーは思ったそうです。
魔法学院のマスターヨーダの元で、フォースを学んでいるみたいでした。
疲れたけど、楽しかったです!^ ^

〇
実はDNA3行く前は体調が最悪で、彼女は僕を引きずっていくことを覚悟していました。
そして初日は午後、椅子に座っているのが無理で横になっていたんです。
でもなぜか食欲だけは戻り、ある程度食べても消化不良に至らなかった。
赤坂のホテルを取って宿泊したのも、ゆっくりした時間が取れてよかったです。
2日目は体調が凄く上向きました。
食欲もあって、今日もそれを維持しているのが嬉しいです。
来週も、連チャンで3日あります。