魂のワークブック

何だろう?私と世界にプレゼントしたいもの♪

 
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若い二人。アメリカでの遠い日の思い出・・・





 近しい人が旅立たれました。 今月の12日です・・・

 夫婦はバッテリーのようなものだと思います。そして、ピッチャーが夫でキャッチャーが妻(暴投する妻、耐える夫の例外を除く)の場合が多いのではないでしょうか?

 サインを確認しあい投げるのが基本ですが、コミュニケーションがうまく取れないと、キャッチャーは納得できないまま捕球しピッチャーに投げ返すことが多くなります。

 彼女は本当に、ご主人の投げる球を拾い集め、投げ返す人でした。

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 お二人は職場が同じ、僕もそこで働かせてもらっているのですが・・・
 
 ある日の朝、その日の予約状況を尋ねると
 「ごめんなさい、今、羽田空港です。クリニックにかけてください」
 との返信。
 今年、地元の聖望学園は甲子園で快進撃を続けていました。彼女、聖望の応援に行きたかったのですが、

 「その日は利用者さんが多いから・・・」
 とご主人から言われ、
 「私は行かないから・・・」
 と心を決めていたのでした。

 ご主人はその後、何か心に湧くものがあったのでしょうね・・・
 「甲子園に行ってきていいよ」
 と、声を掛けられたようですが、
 「私は行かない・・・」
 は、変わりませんでした。
 ご主人は奥さんに、どうしても甲子園に行って欲しくなり
 「Rieからママを誘ってくれないか」
 とお嬢さんに望みを託すのです。

 何度か、お嬢さんは誘うのですが、
 「私は行かないから・・・」
 は変わりませんでした。

 とうとう、お嬢さんは
 「自分で頼んでも無理なので、私からママを誘って欲しいとパパに頼まれたの。そのことは内緒でね」
 と真実を告げるのです。

 それで、羽田空港からメールが返ってきたわけです。

 彼女、甲子園前夜はほとんど眠らずに、当日の職場の準備をしているのですが、
 当日、ご主人は奥さんが抜けた現場を本当に頑張って埋めていました。
 僕が知る限り、ご主人がキャッチャー役を自ら決め実行したのは、これが初めてです。

 奥さん、とても嬉しかったんだと思いますよ・・・
 この、たった一回で、彼女の人生は報われたのかも知れません。

 亡くなる前日も、笑いながらいろいろ話ししましたから、次の日の凶報は信じられませんでした!
 「私はストレスには強いから大丈夫よ!」
 って、ニコニコしていて・・・ いつも自分は後回しで、まわりの人たちにいつも優しく、愛を行動で示しておられました。
 だから、みんなから愛されている方でした。

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 結局、オーバーワークに体がついて行けなかったのだと思いますが、亡くなられた後の寝顔は微笑んでいて、充分にし尽くした人だけが知る満足な表情に見えました・・・

 また、
 「老醜は見られたくない」
 「死ぬときはサッサと行く」
 が口癖だった彼女。心に決めたとおりの旅立ち。60歳でした。

 これからの彼女の魂の旅に、豊かな光と、最高の祝福と、ワクワクする体験が数多くありますように、お祈りいたします。

 でも、もっともっと、楽しいおしゃべりや、美味しいお店で一緒に食べたりしたかったなあ・・・
 ザンネンです!


 (二枚の写真は彼女が亡くなる前日に生けたお花です)



  A Day in the Life   You Tube


 
 

 
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::この記事へのコメント::
素晴らしい方が
あちらに逝かれたのですね。

まだ日も浅く、それが信じられないことだと
いうことのように感じました。
2008/04/29(火) 00:51:06 | URL | ann #wLMIWoss[ 編集]
annさま

なかなか書けませんでした・・・
彼女の冥福を祈り、自分の鎮魂のためにUPしました。
2008/04/29(火) 01:41:43 | URL | G #-[ 編集]
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