家を出るときは宮寺の「緑の森博物館」へ行こうとしていたのです・・・
が、気が変わって奥武蔵グリーンライン、顔振峠の方面へ行くことになりました。
高麗本郷から登っていったら、グリーンライン方面が通行止め!
やむなく日和田山の裏側を通って、清流へ下りてきました。
清流から高麗川に下りたところが巾着田。
結局、巾着田を散歩することになりました。
一応は目的地を決めても、遭遇する出来事で新たな展開がある!
何が待っているか分からない。それがぶらつく時の楽しみです。

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日和田山は巾着田の目の前の山。

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シーズンは地面に火が点いたように真っ赤なのですが、ご覧のように咲き終わった茎だけが立っています。ラッシュアワーのようだった人波も、今日は捜して人が見つかる程度。散歩には絶好です!

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ぽつんと一人咲いている子が!
子どもの頃から、皆んなと同一行動が苦手だった僕は、こんな風にマイペースで咲いているのを見ると嬉しくなります♪
彼岸花は花と葉っぱを同時には見れません。上の二枚の写真のように、花が終わると地面から葉がでて光合成を行い、球根に養分を溜めて葉は枯れ、来年、茎だけが伸びてきて花を咲かせる・・・
こうゆう、一寸ずれた子だけです。葉と花を同時に見せてくれるのは♪
彼岸花を、《地面の下に住む小人たちの線香花火》 と表現した金子 みすゞさんの感性に打たれます!

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秋はコスモス・・・いいですねえ。
殆んどのコスモスは刈り取られていて、来年の種を採るのであろう一画だけが咲いていました。

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少し離れていても、稲穂の香りがします。
巾着田はもともと稲作をしていた所です。

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色が少し違いますよね。
古代米なのだそうです!
あぜ道沿いの水路には小さな魚が泳いでいました。それを若いご夫婦(のように見えた)が釣りをしていました。ご主人が棒切れに糸のついた釣竿。奥さんがバケツを持って仲良くついておられました。
「釣れました?」って声を掛けてバケツの中を覗かせてもらうと、3~4Cmくらいの魚が5匹くらい泳いでいました。
「飼われるんですか?食べるんですか?」と質問すると、「カメが」と答えが!
夕方、ご夫婦でカメのご飯のために結構長い時間を費やしている!
心がホノボノとして・・・ 良いものを見させていただきました♪
もう日本はアジアではないと感じていましたが、まだまだ捨てたもんじゃないですね♪
このお二人、とてもとても可愛いかったです♪
帰り道は同じ道ではつまらないので、武蔵台を抜けます。
自由の森のバスとすれ違ったら、「行ってみたい!」って。
近くにあるので寄り道してみることにしました。

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体育館のところから見下ろすグランド。木の幹が太くなっていました!
ちょうど学園祭の準備を子ども達がしていました。今年のねぶたは“たこ壺とたこ”だそうです。昔と変わらない風景・・・
体育館では中国舞踊の練習。人力飛行機部、今年は予選敗退だったそうです。
時代劇部も存続のようです。

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そして、いぬ、ねこサークルも健在でした!

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高麗川上空の雲・・・(10/18 16:01)